住宅塗り替え時に時々依頼されるのが門柱や玄関前床タイルの張替えです。特に、震災以降、床タイルのひび割れやモルタル剥離・石張りやタイル張りの門柱の剥がれ・欠損等・エフロレッセンスの流出などが発生し、補修さないままになっているケースがよく見られます。
本来、タイル張りと石張りでは業種が異なり、お客様が補修を依頼される場合にはどこに頼んだら良いのか分ないことも有るでしょう。リフォーム屋さんに一括して発注するのが手っ取り早いですが、出来れば石張りとタイル張り両方施工が可能な業者さんだと都合が良いでしょう。
今回は磁器タイルの張替えの為タイル屋さんを手配しましたが、補修の順序としては浮いたりヒビの入ったタイルを斫り(はつり)取り、下地モルタルを塗って下地を整えます。
磁器タイルは密着張りと呼ばれる張り方で、張り付けモルタルを下地面に塗り、モルタルが柔らかいうちにハンマーの柄などで振動を与え、埋め込むようにして張り付ける工法です。空気や水が入るようなだんご張りは施工不良に繋がります。
張り付けが完了して硬化を確認し、目地モルタルを埋め込んでからタイル面を洗浄して仕上げます。なお、躯体からのアルカリ分(エフロレッセンス)が流出すると目地は白くなってしまい美観を損ねますので、仕上げ後には目地を弱塩酸で洗って流出を抑制します。
古くなったメールボックスも交換され、外壁・屋根の塗り替えも済んでイメージは一新され、3ヶ月間に及ぶ外装リフォーム工事は完了しました。








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【地元仙台の気候風土・諸事情に適合し、経験豊富で多くの施工実績を持った職人がどんな塗り替えにも対応いたします】
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先週、サイディングの解体が完了したアパートの廊下手摺の寸法を測り、取り付けるアルミ部材の制作を依頼しましたが、ようやく納品となって取り付け作業を行いました。
部材は工場で一体物を制作加工し、現場ではビス止めで取り付ける作業となりますが、スチールの柱は腐食して穴が開いている状況でした。
腐食箇所には鉄板をビス止めして端部をシール処理し、その後に一体物のアルミ手摺を取り付けてゆきます。コンクリートの床は端部に隙間が出来て雨水が流れる状況で、ドブメメッキ処理したアングルを取り付け、モルタル処理を行って仕上げ、アルミ手摺を取付け後には塗装仕上げとします。
施主様としては当初鉄部の塗装のみの予定でしたが、サイディングをすべて撤去した上での手摺取付けとなり、予想外の出費となりましたが、安全面対策上必要不可欠な工事でした。
① サイディングボード解体完了

② スチール枠塗装

③ アルミ手摺部材 (製作物)

④ 階段アルミ手摺取付け

⑤ 廊下アルミ手摺取付け01

⑥ 廊下アルミ手摺取付け02

07 床面モルタル処理

08 アングル&水切り金物(亜鉛メッキ製)設置
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HPから見積りのお申し込みを頂き、5日後に建物を調査の上建物調査診断書を提出しましたが、この度ご成約を頂きました。
施主様のご要望としては屋根・外壁の塗替えに加えて玄関廻りに
風除室を新設するご予定で、硝子屋さんを呼んで現場を見てもらい下見積りを依頼しました。
住宅向けの
風除室は最近アルミメーカーさんが広告チラシをまいており、メーカー直接施工を売り物に宣伝しているようです。
確かに表示価格は安くて魅力ある広告に思えますが、実際の施工となるとその金額で収まるはどうか未知数のところがある様です。今回は製作物で見積りを作成して見積書を提出し、この度は一種にご成約を頂きました。
最近、
住宅の塗替えに伴い、駐車場の屋根の設置や物置、アルミの目隠し設置などの依頼がたまにあります。お客様ご自身でも価格や仕様について良く調べられているこ事多く、エクステリア関連の知識も必要不可欠になってきています。
① 現地での建物調査・診断

②
風除室取付け予定に玄関廻り
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