HPより塗り替えの見積お申込みを頂き、現地調査の後1週間後に建物調査診断書を添えて提出させて頂きました。
弊社の提案としては、サイディングの縦目地及びサッシ廻りシールの全面撤去打替えでしたが、この点を評価して頂きご成約の後着工の運びとなりました。
足場を架設後詳細な調査を行った結果、急勾配(5寸勾配)のコロニアル屋根は藻の発生・塗膜剥れが多く見られ、問題のサイディング縦目地・サッシ廻りシールは予想以上の劣化が進んでいる状況でした。
特にシールは硬化が進んでひび割れが各所に見られ、1F・2Fレストランのサッシ廻りシールは亀裂が顕著で、室内への漏水発生の原因と判明しました。また、サイディング板目地の西面は硬化がより顕著で、微細なひび割れが発生して雨水が侵入し、サイディングボードの劣化に至る可能性が有ります。
屋根を高圧洗浄する際は時間を掛けて丁寧に藻・汚れを除去し、脆弱塗膜の剥れも多く見られた為2液形の浸透性シーラーを2回塗って強化し下地を整えます。塗膜が剥離したコロニアル屋根は下塗り材の吸い込みが見られ、吸い込みが止まるまで塗ってから中塗り・上塗りと作業は続きます。

施工前 物付着と塗膜剥れが目立ちます。

施工前

軒天の汚れ

サイディング板目地・サッシ廻りシールの硬化・ひび割れ

レストラン室内への漏水の原因となったシールの亀裂

ロータリーノズルでも・汚れを徹底的に除去

洗浄後 脆弱な塗膜を除去して下地を整えます。

洗浄後

2液形の浸透性シーラーを塗布して下塗り。
【関連サイト】住宅塗り替えドット・コム仙台 明和
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HPより見積もりのお申し込みを頂き、1週間後に建物診断書を添えて見積もり書を提出させて頂きました。今回に屋根は6/10 (10分の6勾配)のため屋根足場を要します。
コロニアルに若干の塗膜剥がれが見られる程度で、築15年を経過している割には反りや損傷は見られず比較的良好な状態です。しかし、両側にマンションが建った為日当たりや通風が良くない様で、屋根全般に渡って藻が発生しています。
高圧洗浄機で藻・堆積した粉塵などを丁寧に除去し、最後に流れて泥が溜まった軒樋を清掃します。その後、軒天・破風・外壁サイディング・バルコニー床の順に洗浄し6時間ほど掛けて作業は完了します。
翌日から養生作業と棟押さえ板金の錆止めを行い、2日後に
コロニアル屋根が乾燥していることを確認した上で塗装に取り掛かります。今回は下塗り材にエポキシ樹脂系の(強溶剤系)強化シーラーを塗布し、劣化したコロニアルの表面を強化して下地を整えます。なお、過去に塗替えされている場合には既存の塗膜を傷めてしまう可能性があり、強溶剤系使用は出来ず弱溶剤系の浸透性シーラーなどを選択します。タスペーサーは下塗り完了後に挿入します。
仕上げ材はコロニアルの下端を弱溶剤系のシリコン樹脂塗料で丁寧に刷毛塗りし、次にローラーで全体を塗って中塗りを完了します。仕上げ材の塗り重ね時間は3時間以上(メーカー指定による)確保し、次に同じ要領で上塗り作業を行います。
4月頃には日照時間が長くて空気も乾燥しており、6月中旬ころまでには最も塗り替えに適した時期で、作業する者にとっても作業性が良く塗装品質の向上にもつながります。

屋根足場架設完了

高圧洗浄

雪止め ペーパー掛けの後錆止め塗布

棟押さえ板金のペーパー掛け

エポキシ錆止め塗布

強化シーラーを塗布

タスペーサーを挿入 10枚/㎡ 合計 1400ヶ所

コロニアル下端の刷毛入れ(中塗り)

ローラー塗り(中塗り)

コロニアル下端の刷毛入れ(上塗り)

ローラー塗り(上塗り)

上塗り完了

上塗り完了
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【地元仙台の気候風土・諸事情に適合し、経験豊富で多くの施工実績を持った職人がどんな塗り替えにも対応いたします】
築26年のコロニアル屋根の塗装ですが、足場を架設後再調査した結果塗膜の劣化の他、コロニアルの屋根材の劣化が著しい事が判明しました。更に、高圧洗浄の際には塗膜が剥離して母材が露出し、ヒビ割れや剥がれ、反りなどが各所に見れれました。
その為施主様と協議を行い、今回は塗装は困難の為カバー工法への変更をご提案しましたが、現在の借家のため空屋になり次第家を解体する予定の為、予定通り塗装仕上げとなりました、但し、母材自体が劣化してもろくなり、下地から剥がれたり簡単に割れれてしまう可能性は残ることを前提に工事に着手しました。
まず、高圧洗浄は時間を掛けて充分に脆弱な塗膜や藻・泥汚れ等を除去します。屋根の汚れは想像以上で軒樋は泥で埋まるほどの流出が有り、既存の塗膜は殆どが剥離して素地は露出しています。
2日間の充分な乾燥期間を開けた後、下塗りはエポキシ系の強化シーラーで浸透させて表面を保護しますが、1回目では吸い込みがが激しくて3回目でようやく止まり、鏡面は濡れ色になって下地は整いました。一部の剥がれたコロニアルを再接着したり、ヒビ割れ箇所にシール処理を行ないます。
次に、中塗り・上塗り共細部を丁寧に刷毛塗りで仕上げ、ローラーで全体を仕上げます。塗装の際にはコロニアルを割らないように細心の注意を払う必要があります。特に、足場の解体時には破損し易いため足場屋さんには念を押しておきます。

施工前

施行完了

施工前

施工前
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施工前

高圧洗浄

棟押さえ板金錆止め完了

1回目 強化シーラー塗布

3回目 強化シーラー塗布

中塗り シリコン樹脂塗料

上塗り シリコン樹脂塗料

上塗り シリコン樹脂塗料

施行完了

軒天 下塗り

外壁 水性カチオン型シーラー (下塗り)

軒樋 ペーパー掛け

外壁 中塗り 水性シリコン樹脂塗料

雨戸 吹付け (3回目)

雨戸 吹付け完了
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スレート屋根(コロニアル)の中には波型のものが有りますが、今回施工させて頂いた築25年の屋根は塗膜剥がれと共に屋根材自体の劣化が見られ
補修を施す事となりました。
当初、施主様は屋根全体のカバー工法も検討されていましたが、基本的に
波型スレート屋根の場合にはカバー工法での対応はできません。その為、屋根材全体を撤去して金属屋根に張り替えるか、又は屋根を
補修して塗り替えるかの選択となります。この
波型スレート屋根は既存の屋根に被せたカバー工法の屋根でした。
屋根の張替えの場合にはスレート屋根の撤去とその処分費が加わるため、カバー工法の2倍近くの費用を伴い工期も長くなります。その為、今回は浮いた釘を打ち直して棟押さえのジョイントシールを打替えて塗り替える事になりました。
長年風雨にさらされた屋根全体の半分程の釘は浮いており、250本ほどをより長いスクリュービスに打替え、念の為残りの釘は全て叩き込んで抑えておきます。垂木に打ち込んだφ4.0☓13.0cmの釘はφ4.0☓15.0cmのスクリュービスに打ち替えて強化します。
棟押さえのジョイント部のシールは破断しているのでブリッジ工法で打替え、外壁との取合いの水切り箇所も入念にシール処理を行います。幸い屋根材自体にはほとんど亀裂や欠損は見られませんでしたが、母材自体は劣化してもろくなっており、歩いた時などに割れやすいので注意が必要です。
高圧洗浄で藻や脆弱な塗膜を入念に除去し、エポキシ系の強化シーラーで下塗りしてスレート屋根を保護強化しします。塗膜の剥がれが多いため下塗り材の吸い込みも激しく、濡れ色になるように全体を2回塗って仕上げます。スレート屋根(コロニアル)の場合はこの工程が特に重要で、下塗りが不適切な場合には塗膜剥がれに直結します。
仕上げは2液型のフッ素樹脂塗料を2回塗りして作業は完了します。

施工前

施工前

施工前 釘が浮いて棟押さえのシール材が切れています。

スクリュービスへの打替え

釘 φ4.0mm☓13.0cm ⇒ スクリュービスφ4.0mm☓15.0cm (パッキン付き)

ビス打替え完了&シール打ち替え完了(ブリッジ工法)

外壁取合いの水切り箇所をシール処理

高圧洗浄で藻・脆弱な塗膜等を除去

雪止めの錆止め

下塗り完了

中塗り・上塗り完了 (弱溶剤系フッ素樹脂塗料)

上塗り完了
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【地元仙台の気候風土・諸事情に適合し、経験豊富で多くの施工実績を持った職人がどんな塗り替えにも対応いたします】
インターネットからお申し込みを頂き、現地調査を実施して1週間後に見積書と調査診断書を提出させて頂きました。築16年経過する木造2階建てのアパートですが、鉄骨階段やデッキの天井面などは塗替えがされ、しっかり管理が行き届いた建物です。
オーナーさんのこまめな手入れや清掃が行き届き、さりげないフラワーボックス等も若い女性の入居者も多いことが頷けます。ただ、最も不安なこ点はコロニアル屋根の劣化で、苔や藻の発生が顕著で今回は屋根のみの塗替えを希望されていましたが、屋根を塗る為の足場費用が高額になる為結局外壁も塗装する事になりました。
屋根に上がってみるとコロニアルは大きな反りなどは見られませんが、高圧洗浄を行ってみると多量に付着した土埃が泥のように流れてきます。廻りが高い住宅地に囲まれている為、多量の粉じんが屋根に堆積していた事が分かります。
屋根と壁の洗浄には2日間を要しましたが、同時に多量に付着した藻や苔も一緒に洗い流します。コロニアル表面の塗膜は剥離が進行している為浮いた塗膜は徹底して落とす必要が有ります。職人にとっても長く根気のいる作業です。
コロニアルは劣化が表層だけではなくかなり深部まで至っており、基材そのものを強化する必要が有ります。最も重要なポイントは下塗り材をたっぷりと塗る事で、吸い込みが激しい為濡れ色になるく位まで塗るとなると2回塗りが必要です。使用した下塗り材はエポキシ系の浸透性シーラーを使用しましたが、その結果仕様では3回塗りのところ計4回塗りとなり、より耐久性が向上した事になります。
棟押え板金の釘の浮き補修と明り取り窓廻りの隙間シール処理を行い、刷毛塗でコロニアル下端を丹念に塗り込んでからローラーで全体を塗ってゆきます。勿論棟押え板金や雪止めはペーパー掛けしてエポキシ系の錆止めを塗ります。
仕上げ材の弱溶剤系シリコン樹脂塗料を2回塗りし、最後は塗料で塞がったコロニアル下端に皮すきを入れて縁切りを行い終了です。外壁塗はサイディングと吹付けリシンの塗り替えです。
01 全景

02 施工前01

03 施工前 03

施工前04

05 高圧洗浄01

06 コロニアル屋根高圧洗

07 屋根高圧洗浄完了



10 エポキシ系下地強化シーラー塗布

11 強化シーラー2回目塗布完了

12 弱溶剤系シリコン樹脂塗料塗布2回目

13 施工完了 (4回塗り)


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【地元仙台の気候風土・諸事情に適合し、経験豊富で多くの施工実績を持った職人がどんな塗り替えにも対応いたします】
昨年は震災の影響で住宅の塗替えを延期されたお客様も多いと思いますが、4月になってから急に見積りのお申し込みが増えています。昨年は住宅の補修が殆どで、屋根や外壁の塗替えまでは手が回らなかったお客様も多いようです。現在は至るところで屋根・外壁の塗替えの為の足場が目立ち、今年のピーク時を迎えた感が有ります。
今回もネットでお申し込みを頂いた泉区のお客様で、築29年で2度目の塗替えとなります。10年ほど前に塗られた屋根は北面のコケや藻の発生が多く見られ、コロニアルの劣化が心配されていました。しかし、塗膜の剝れや汚れなどは多いものの、意外と屋根材の反りや割れ等も見られず、塗り替えれば耐用年数は伸びるように思えました。
但し、棟押え板金にシールが剥離していたり、止め釘が浮いていたりして補修を要します。補修を済ませてから棟押え板金のケレン&錆止め処理を行い、コロニアル表面の塗膜の脆弱部を皮すきやマジックロンで除去します。錆びた雪止めにはエポキシ錆止め材を塗布し、その後に下塗り材のエポキシ系強化シーラーを塗って浸透させて強化します。
この場合、塗膜が剥離したコロニアル屋根材は吸い込みが多く、部分的はたっぷり2回塗って仕上げるのがポイントです。なお、下塗りの前にコロニアルが乾燥充分乾燥している事が重要です。
軒天と屋根は大気汚染物質などの汚れの付着が目立ち、洗浄すると汚れた水が流れて汚染の様子良く解ります。施主様には少しご迷惑ですが、すべてのサッシをビニール養生させて頂き、2回の外壁塗装が終了するまではしばらくご不便をお掛けします。
01 施工前

02 屋根高圧洗浄

03 軒天高圧洗浄

04 バルコニー床高圧洗浄

05 外壁(吹付けリシン)高圧

06 屋根高圧洗浄完了

07 棟押え板金シール処理
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【地元仙台の気候風土・諸事情に適合し、経験豊富で多くの施工実績を持った職人がどんな塗り替えにも対応いたします】
HPから申し込みを頂いたお客様よりご成約をいただき、足場の仮設工事を完了してコロニアル屋根の高圧洗浄に取りかかりました。
築16年目の建物で7年前に屋根・外壁の塗替えをされており、全体的には少ないと思われました。しかし2階の屋根に上って調査してみると、コロニアルの小口廻りなどは塗膜剥がれが各所に見られ、コロニアルの素地が所々露出しています。
東面には上塗材の剥離が見られ、高圧洗浄で簡単に塗膜が剥がれてくる状況です。作業はデッキブラシで脆弱な塗膜を丹念に落とし、エポキシ系のシーラーを充分浸透させて2~3回塗り込んで下地を強化します。
下地が悪いとどんな下塗り剤を使っても後で塗膜剥離の原因となる為、コロニアル屋根の塗替えではこの作業が最も重要な工程となります。
01 施工前

02 足場仮設完了

03 デッッキブラシ掛け

04 マジッックロンでケレン

05 高圧洗浄

06 シーラー塗布
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月曜日に足場の架設と調査がが完了し、いよいよ高圧洗浄・屋根・破風・軒天・外壁の順に塗装作業を進めます。
高圧洗浄を行うにあたり、施主様には念のため万が一水が入ないようにお部屋のサッシの施錠をお願いし、屋根から下がりながら軒天・外壁の順に洗浄を行います。特に屋根の北面には苔や藻の発生が多く見られ、高圧洗浄機で入念に残さず落とします。
また、浮いた旧塗膜や脆弱部も落として行きますが、作業が終わってみると劣化した旧塗膜の半分近くは除去され、意外と劣化が進行していたことが良くわかります。
コロニアル屋根には棟押え板金や雪止めなどの金属部が有り、浮いた止め釘などを打ち直してからエポキシ錆止めを塗ります。
その後1日の乾燥期間を置いた後、コロニアルが充分に乾燥したことを確認し、下塗り材の浸透性シーラーを2回塗布します。劣化したコロニアルの場合には1回目の下塗りでは吸い込みが激し為、シーラーは素材が濡れ色になるまでたっぷり2回塗布する事が重要です。
破風・鼻隠し・柱などは木目のある硬質塩ビシート貼り仕上げになっていますが、木目を生かす為に今回は耐候性の有るシリコン系のクリアー塗料2回で仕上げます。せっかくの木目を塗り潰してしまうのは避けたい為です。
軒天はリシン吹付け仕上げとなっていますが、スタッコ吹付け仕上げの外壁と同じ色になっている為、同様に微弾性フィーラーで下塗りをしておきます。しかし、今日は不安定な天候のため作業は午後で中断となりました。
01 高圧洗浄

02 棟押さえ板金錆止め処理

03 浸透性シーラー2回目

04 浸透性シーラー2回目塗布完了

06 破風(塩ビ製)耐候性シリコン樹脂塗料塗布

07 耐候性クリアーシリコン樹脂塗料塗布2回目完了

08 軒天(吹付けリシン)微弾性フィーラー塗布
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【地元仙台の気候風土・諸事情に適合し、経験豊富で多くの施工実績を持った職人がどんな塗り替えにも対応いたします】
先日、HPより住宅塗替えの見積りのお申し込みを頂き、屋根に上がってコロニアル屋根の調査をさせて頂きました。
築後役20年経っている事もあり、現状のコロニアル(スレート瓦)の屋根は塗替え時期(大体8年~10年位が一般的)を過ぎている状況でした。全体的な色落ちや塗膜剝れが進行し、西・北の屋根にはコケが生えてきています。
ただ、コケの繁殖や塗料の風化により瓦の素地が表れても、直接「雨漏りの原因」にはなり難いと考えられます。
しかし
、「塗膜の防水・撥水効果」が弱まることで
、「瓦の反り」などの現象が起こり、二次的に「雨漏りの原因」になることがあります。その為には
高圧洗浄にてコケなどをきちんと洗い落とし、弱った下地の保護と密着力強化作用のあるプライママーを塗り、その上に
弱溶剤系のコロニアル専用の高耐候性のある塗料を塗る必要があります。
そこで
【防水・撥水効果】が得られ、今後のスレート瓦痛みを抑えて耐久性を伸ばす事ができます。
① コケ・藻の発生したコロニアル屋根

② 藻の発生

③ 塗膜の色落ち・剝れ

④ コケの発生
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【地元仙台の気候風土・諸事情に適合し、経験豊富で多くの施工実績を持った職人がどんな塗り替えにも対応いたします】
一度だけ雨で中断しましたがこの所好天が続き、3月とはいえ住宅塗替えのシーズンとしては好条件の日です。
通常、築10年程度で一回目の屋根塗替えの場合、下塗り材(強化シーラー)は1回塗りでも十分と思われますが、今回の仕様では2回塗りとしています。屋根材を強化して保護し、上塗り材の耐久性を向上させる為の判断です。
北面の屋根はまだ乾燥が不十分な為後回しにし、サッシやバルコニー小屋根などをビニール養生を行った後、次に軒天と外壁の塗装に取り掛かります。その前に2Fサイディングの縦目地の打替えを優先する必要が有るので、他の現場で作業中のシーリング屋さんを急遽呼び寄せ、塗装に先立って打替えを行いました。
外壁は1F 2F共にリシン吹き付けですが、幸い4箇所ほどのひび割れが認められる程度で、外壁補修材のコークボンド(水性アクリル系)で補修を行います。
軒天は薄いアイボリー系の明るい色を選んで頂きましたが、刷毛で端部を丁寧に塗り込んでからローラーで2回塗り仕上げとなります。軒天は雨水が浸入して湿気を帯び易い為、通気性と防カビ性の有る軒天専用塗料を使います。
強化シーラー2回塗りのコロニアル屋根

軒天 下塗り

軒天 上塗り
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【地元仙台の気候風土・諸事情に適合し、経験豊富で多くの施工実績を持った職人がどんな塗り替えにも対応いたします】
予想外の降雪で1日作業を中断しましたが、ようやく気温も上がって屋根の雪も解け始めました。
コロニアル屋根塗装の基本はしっかりとした洗浄(特に浮いた塗膜の除去)と、充分に乾燥した後での下塗りを行う事に有ります。特に日のあまり当たらない北面には藻が発生し易く、高圧洗浄の作業では入念に行う必要が有ります。
あまり乾燥状態の良くない北面は後回しにして、南面・東面の屋根から棟包み板金の錆止め作業を行い、その後下塗りの強化シーラーを刷毛・ローラーで塗っていきます。特にコロニアル屋根の端部が剥れが進行し易い為、最初に刷毛で丹念に塗って全体をローラーで塗って行きます。
幸い屋根の塗膜の剥れなどの劣化はあまり無い状況ですが、今回は耐久性を考慮して全て2回塗りとします。この際屋根足場の足を上げて塗る必要があり、ジャッキを一時上げてシーラー・仕上げ塗り共同じ作業を繰り返します。
高圧洗浄作業

棟包み板金のエポキシ錆止め材塗布

1回目の強化シーラー塗布
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