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外壁塗装仙台明和現場ブログ

㈱明和 仙台市宮城野区原町3-5-28 創業57年 経験豊富で多くの施工実績を持った熟練の職人がどんな塗り替えにも対応いたします。住宅・アパートなどの屋根、外壁塗装・塗り替えに関する情報提供を目的に開設しています。

コロニアル屋根 高圧洗浄 塗装 住宅塗替え塗装仙台 2010.08.28

HPより調査・診断のお申し込みがあり、4日後に診断報告書とお見積書を提出してご成約を頂きました。今回の建物は築12年目の木造軸組み工法の住宅ですが、コロニアル屋根と窯業系サイディング張りとなっています。

今回は築11年目の塗替えですが、全体的には特に目立った劣化現象は見られず、塗り替えのタイミングとしては理想的な時期とも思います。今後30年後位の長期修繕計画という点で考えると、定期的な塗替え・修繕工事は建物の耐久性を伸ばし、結果的にはロングコスト的に安上がりという事も重要です。

よくある話ですが、トタン屋根やコロニアル屋根でも耐用年数を大幅に過ぎている場合、塗替えでは対応が出来ずにガルバリュウム鋼板の被せ工法、又はトタン屋根の貼り替えを強いられるケースがこれに当てはまります。

同じ様に、窯業系サイディングの外壁目地やサッシ廻りのシールが劣化し、気が付いた時には中の木下地が漏水で腐食し、大がかりな張替えに発展する事もあります。

常々お家の劣化現象をご自身で観察されれば良いのですが、普段登る事の出来ない屋根の上とか、サイディング璧の内部などは確認できない事が多いと思います。

もし、目視で屋根とか外壁目地に異常が見られれば、早めに信頼のできる専門家にご相談されては如何でしょうか?漏水や部材の腐食が始まってからでは遅すぎます。

① 仮設足場工事完了
01仮設足場

② コロニアル屋根の施工前01
04施工前屋根全体

③ コロニアル屋根の高圧洗浄完了01
05高圧洗浄屋根完了

④ コロニアル屋根の施工前02
02施工前屋根

⑤ コロニアル屋根の高圧洗浄完了
03高圧洗浄完了屋根

⑥ エンジン式高圧洗浄機 (防音型)
08高圧洗浄機

関連サイト「住宅塗替え塗装ドットコム」
【地元仙台の気候風土・諸事情に適合し、経験豊富で多くの施工実績を持った職人がどんな塗り替えにも対応いたします】


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セメント瓦屋根塗装02 仙台住宅塗替え仙台 2010.08.20 

今回施工が完了した建物の屋根はセメント瓦ですが、通常のコロニアル屋根とは異なり特別な配慮が必要です。特にコロニアル屋根などとは異なって下地処理の工程が重要で、塗材も今回はセメント瓦専用の塗料を使用しました。

セメント瓦とはモルタルを型に入れて成型した瓦で、表面に顔料を混入したものや全体を着色したもの、ビニール塗料を塗布したものなどがあります。今回の屋根は「モニエル瓦」風のセメント瓦です。

セメント瓦もコロニアル屋根と同様に、年数が経過すると表層が剥離・摩耗してセメントの成分が取れ、その本体の防水性能は低下してゆきます。その為瓦を形成する密度が薄くなり、セメント瓦が水を吸収しないように塗装する必要があります。

今回のセメント瓦は一部の表層が劣化している状況でしたが、塗膜の密着を確実にする為に高圧洗浄機(150~200kgf)でゴミや埃・苔・藻などを除去します。その後ブラシやカップワイヤー(電動工具)で確実に落としますが、凹凸のある瓦はかなりの手間と時間を要する作業となります。

下塗り剤(シーラー)はセメント瓦専用のものを使いますが、ポイントは劣化した瓦を被覆するに十分な量を塗布し、ヌレ感が出るまで塗りこみます(今回は2回塗り)。更にカチオン系の厚膜型エポキシ樹脂を塗布して仕上げます。下塗り剤には指定された塗料を使わないと密着が悪く、塗膜がめくれたりするので注意が必要です。

上塗材は今回溶剤系の専用ウレタン樹脂塗料を2回塗布しましたが、セメント瓦はその形状からローラーを用いるのは困難で、殆どは刷毛を用いて塗装する事になります。

なお、今回は瓦の破損が3ヶ所見られましたが、瓦屋根材商社から急遽部材を取り寄せ交換しました。なお、すでにセメント瓦メーカーでも在庫はなく、たまたまこの商社で在庫があった為調達が出来ました。

施工が完了して竣工検査が無事終了しましたが、大変お褒めのお言葉を頂いた事に苦労も吹き飛び、職人共々大変感謝申し上げます。


① 施工前
00施工前

② 高圧洗浄
00 高圧洗浄

③ ケレン作業
00 ケレン作業

③ セメント瓦要専用シーラー01塗布 2回
04シーラー2回目

④ 専用シーラー02(カチオン系)塗布
05Eガード

⑤ ウレタントップ塗布 1回 (溶剤系)
ウレタントップ 1回目

⑤ ウレタントップ塗布 2回 (溶剤系)
ウレタントップ 2回目

⑥ 施工完了01
03施工完了

⑥ 施工完了02
07上塗り2回目

⑦ 施工完了03
04施工完了

⑧ 施工完了04
05施工完了

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コロニアル屋根・外壁サイディング 調査・診断 住宅塗替え塗装仙台 2010.08.10

先日、インターネットで調査・診断のお申し込みを頂き、4日後に調査・診断報告書とお見積書を提出させて頂きました。早速提出の2日後にはご成約を頂き、誠に有難うございました。

建物は築12年目の木造軸組み工法の住宅ですが、コロニアル屋根と窯業系サイディング横張りの構造となっています。屋根は2階のバルコニーへの立ち入りをお願いして観察し、破風・軒天部も調査させて頂きました。

全体的に築12年の建物では平均的な劣化と思われますが、コロニアル屋根は塗膜の摩耗と退色、北面の藻の発生などが見られました。屋根の部材そのものに反りとかひび割れは見られず、しっかりとした洗浄と丁寧な下塗りを行い、シリコン樹脂塗料2回塗りで耐用年数は伸ばせる旨を説明させて頂きました。

外壁のサイディングは新築時には現場塗装仕上げがされており、一部に塗膜剝れが発生している状況でした。多少気になった点は、東面の塗膜の変退色が著しく塩害の可能性が窺がえました。

サイディングの打継ぎ目地にはシールが打って有りますが、現場塗装されているのである程度塗膜で保護されており、塗膜のひび割れは見られるものシールの弾力性は維持されています。サッシ廻りのシールも殆ど劣化は見られず、今回は全般的なシールの打替えは必要ないと判断しました。(不良ヶ所の補修のみ)

工事の着工はお盆の休み以降となりますが、何しろ今年は暑いのでご家族の負担を軽減するため、養生作業などには工夫が必要になります。

①コロニアル屋根
01コロニアル屋根

②サイディング塗膜の剝れ
02サイディング塗膜の剝れ

③サイディング塗膜のチョーキング
03サイディング塗膜のチョーキング

④サイディング縦目地シールのひび割れ
04サイディング貼り合わせ縦目地シールのひび割れ

関連サイト「住宅塗替え塗装ドットコム」
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住宅塗替え工事の際の補修項目 住宅塗替え塗装仙台 2010.08.04

築20年を過ぎた位の住宅塗り替えの場合、塗膜の劣化や汚れの付着・藻やカビの発生以外に、いろんな不具合ヶ所が見られるようになります。

もっとも過酷な状況にある屋根などはその頻度は高くなり、単なる塗替えでは対応できずに部材の交換が必要になることも有ります。また、場合によっては塗装での対応では難しく、例えば錆びてトタン板が薄くなった屋根の全面貼り替えまたは被せ工法が必要になるケースもありました。

同じく、古いスレート屋根の場合、メーカーの生産中止で凍害で破損した部材の調達が出来ず、やむなく全面ガルバリューウム鋼板横葺きへの変更を余儀なくされたケースもありました。つまり、お客様が分からないうちに部材の劣化がどんどん進んでしまい、結果的に高額な補修工事になってしまう事はあります。

ただし、外壁などはお客様でもある程度見ただけで状況は掴めますが、屋根まで上って確認することは容易なことではありません。また、コロニアル屋根などはトタン屋根と違って劣化の症状は分かりにくく、塗替えをするときになって初めて事態が明らかになる事も多いと思います。

お客様には適切な時期での塗替え・補修をお願いしたいと思います。


今回の屋根・外壁の塗替えに伴う補修項目の例

①セメント瓦のひび割れ
04瓦のひび割れ

②瓦止め釘の浮き
03瓦止め釘の浮き

③TVアンテナ支柱・馬・ケーブルの劣化
05アンテナ支柱・ケーブルの劣化

④外壁出隅貼り合わせヶ所のひび割れ
01外壁出隅のひび割れ

⑤外壁のひび割れ
02外壁のひび割れ

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