HPよりご連絡を頂いたお客様のバルコニーの床から漏水が有り、軒天のボード面に雨水が流れているという事で早速調査に伺いました。
築後12年ほどの木造の戸建て住宅ですが、床面と排水溝・巾木はウレタン塗膜防水になっています。しかし、排水溝の出隅部分の塗膜は完全に切れて防水機能を失い、その下地の防水ベニアも水が廻って腐食しています。
漏水の原因は他にも有り、防水層の立ち上げの箇所のシールがなかったり、手摺支柱とアルミ笠木の取合いに隙間が生じています。加えて、の手摺サイディングの縦目地は硬化してひび割れが生じ、結果、軒天まで達する漏水となっていました。
改修方法としては、一旦排水溝廻りの防水層を撤去し、腐食した床材と一部の根太も撤去します。結局、排水溝廻りの防水ベニアは殆ど貼り替えとし、FRP防水で床・排水溝・巾木を防水処理とします。排水溝の出隅・入隅ヶ所には補強用のメッシュを入れ、エポキシ系の防水材を2回塗ってトップコート仕上げします。
手摺壁の縦目地及び支柱とアルミ笠木の取合をシール処理し、最後に軒天を透湿性・防カビ機能のある塗料で塗り替えて完了です。なお、施工のし難い梯子を使っての作業でしたが、縦目地は全て撤去・打替えとさせて頂きました。
01 施工前 01

02 施工前 02

03 防水材及び腐食した床材・一部根太の撤去

04 床材貼り替え完了

05 FRP防水

06 FRP防水完了

07 防水層立上りおさめシール処理

08 手摺支柱とアルミ笠木取合のシール処理

10 サイディング縦目地シール打替え及び軒天塗装完了
関連サイト「住宅塗替え塗装ドットコム」
【地元仙台の気候風土・諸事情に適合し、経験豊富で多くの施工実績を持った職人がどんな塗り替えにも対応いたします】
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4年ほど前に住宅塗替えをさせて頂いたお客様より、今は借家となっている店舗兼住宅の塗替え工事の依頼を頂きました。
住宅塗替えのお客様は次の塗替え時期は10年後位になり、一度きりのお付き合いも少なくはありません。しかし、新しいお客様のご紹介を頂いたり、借家や貸店舗塗替えなどのリピートを頂くケースもあります。
弊社では、新聞広告やチラシ広告を行うことはなく、営業マンを新たに採用して積極的な営業展開をしている訳では有りません。殆どのケースがHPからのお問い合わせと、OBのお客様や取引関係先からの紹介が大半を占めています。
それだけ余分な経費は極力削減し、その分をお客様への還元と考え、出来る限りリーズナブルな価格での塗替えを実現する事が可能と考えます。もちろん安かろう悪かろうは論外で、価格ばかりではなくグレードの高い材料を使い、高品質な施工を行う事が基本であり常識です。
施工させて頂く立場としては、お客様のご紹介ほどありがたい事は有りません。リピートオーダーや、信頼して紹介をした頂いたOBのお客様には深く感謝申し上げます。
01 施工前 ①

02 施工前 ②

03 施工前 ③

04 仮設工事
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HPよりご成約を頂いたお客様の工事が完了し、引き渡しをさせて頂きました。
コロニアル屋根が252.5平方m、外壁 197.6平方m、軒天 90.6平方m 大きなお家で、稼働日だけでも13日間を要して施工完了です。
天候には恵まれて作業は順調に進みましたが、次第に日が短くなると屋根の
塗装には時間的な制約が加わります。朝の9:00頃までは屋根が朝露で濡れており、午後の3:00を過ぎると結露が始まって
塗装には適しません。従って、好天に恵まれたその間の6時間が作業時間帯となります。
既存の外壁は吹き付けリシン面(セメントと砂粒をまぜたセメントリシン、アクリル樹脂に砂粒を混ぜたアクリルリシンなどがあり、モルタル下地が硬くなる前に吹き付け、表面を粗くして仕上げる
塗装法)でしたが、砂粒の粒子が粗くて仕上げ材の消費が予想外の量でした。
結果的には光沢も出て彩りも良く、塗膜厚もしっかり保たれて耐久性も向上したと思います。お客様が気になっていた手摺壁の雨だれ汚染も綺麗になり、期待どうりの仕上がりとのお褒めを頂きました。
この度はご近所のお客様のご紹介も頂き、誠に有り難うございました。
01 施工完了 01

02 施工完了 02

03
コロニアル屋根 施工完了 01

04
コロニアル屋根 施工完了 02

05 破風・軒樋 施工完了

06 軒天 施工完了

07 2F 外壁 施工完了
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