ALCのひび割れや欠損補修に伴う塗替えは例外でしたが、やはり震災復旧工事が優先で塗替えを希望されるお客様は少なく、7月に入ってからようやくお申し込みが入り始めました。
今回もネットからお申し込みを頂いたお客様ですが、住宅メーカーのS社から見積りを取られた際、相見積をいう事で調査・見積りをさせて頂きました。
住宅メーカーさんの場合には間に塗料メーカーさんが入るケースが多い様で、施工業者さんも下請施工が一般的です。確かに施工管理はきちんとしていて仕上がりも間違いはないと思いますが、どうしてもクッション加わる事になり易く結局割高で、お客様もご予算の都合が有り弊社にお声がかかるというパターンです。
今回は屋根は瓦の様な形状をしたトタン屋根で、外壁はS社独特のパネル構造となっており、外壁目地は樹脂製で打替えの必要は有りません。しかし、パネルの出隅箇所は亀裂が数多く見られ、このまま放置すると漏水に至る可能性が有りました。
このメーカーさんの改修仕様ではテープを貼って塗装するようですが、今回は外壁の補修材を充填したうえで防水材を塗布し、微弾性フィーラー(乾いても弾性の残る厚塗り下塗り材)を塗って仕上げ塗り2回としました。
この防水材は防水業者さんも多用する材料ですが、浸透性が良くて耐久性もあって弊社でも色々と活用しています。また、多少湿ったヶ所でも施工が可能で塗る側にとって利便性も良いのです。
屋根は瓦屋根風の形状の為今回は吹付け塗装としました。吹付け塗装の場合飛散防止が重要で、しっかりとしたネット養生を行い、風がなく天候に恵まれた日を選んで施工します。もし、お隣の車に飛んで行ったら大変なことになりますので。
延べ坪面積も広くて完了まで3週間を要しましたが、幸い天候には恵まれて順調に作業は完了しました。
01 施工前

02 施工前

03 屋根高圧洗浄

04 トタン屋根中塗り

05 軒樋の上塗り

06 軒天の下塗り

07 パネルの下塗り

08 パネルの中塗り

9 施工完了

10 施工完了

関連サイト「住宅塗替え塗装ドットコム」
【地元仙台の気候風土・諸事情に適合し、経験豊富で多くの施工実績を持った職人がどんな塗り替えにも対応いたします】

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