築13年の外壁はサイディング張りですが、お客様の関心事はクリアー塗装にする、あるいは目地を塗りつぶして単色塗りにするかという点にありました。弱溶剤シリコン系のクリアー塗装の場合、下塗りのシーラーを塗らないため、既存塗膜がチョーキングして劣化が進んでいる場合にはお勧めできません。
既存塗膜との密着が不十分で塗膜はがれの原因となる為、慎重に下地の状況を確認する必要があります。調査の結果、紫外線の当たりやすい南面や西面には塗膜のチョーキングは見られず、クリアー塗装は可能と判断せていただきました。
コロニアル屋根は通常の経年劣化で既存塗膜の剥離は比較的に少なく、高圧洗浄後のエポキシ系強化シーラーの吸い込みにもあまり見られません。高圧洗浄後に1日の乾燥期間を置き、強化シーラーをあめ色になるまで塗布後にタスペーサーを挿入して中塗り・上塗りと進めて行きます。
2Fの外壁は吹付けタイル面で、微弾性フィーラーを塗布後に水性シリコン樹脂塗料を2回塗って仕上げます。1Fのサイディング壁は最初に目地の刷毛塗りを行い、ローラーで全体を仕上げます。上塗りが完了すると壁は濡れ色(色が濃くなる)になって光沢ができ、新築時に近い風合いと高級感が再現されます。
サイディング独特の風合いと高級感は残り、お客様にはご満足とのコメントを頂きました。
1.仮設足場

2.屋根高圧洗浄

3.強化シーラー塗布(下塗り)

4.シリコン樹脂塗料塗布 中塗り・上塗り

5.外壁 微弾性フィーラー塗布 (下塗り)

6.シリコン樹脂塗料塗布 中塗り・上塗り

7.サイディング目地 刷毛塗り (下・上塗り)

8.1Fサイディング ローラー塗り (下塗り・上塗り)

9.コロニアル屋根 施工完了

10.コロニアル屋根 施工完了

11.2F外壁 施工完了

12.1Fサイディング壁 施工完了

13.破風・軒樋・軒天 施工完了

関連サイト「住宅塗替え塗装ドットコム」
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