ネットで調査診断・見積の依頼を頂き、現場調査の後1週間後に提出させていだきました。
震災の傷跡が残っていて外壁サイディングにはひび割れが見られ、塗膜はチョーキングが進んで褪色も見られます。補修は補修材を摺りこんで補修しますが、この場合、水性で外部用の補修材を使うのがポイントです。
ホームセンターで買ってきたシリコンシールで補修されているケースを見かけますが、実はこれが塗装屋さん泣かせの間違ったやり方なのです。シリコンシールにはシールの柔らかさを保つための可塑剤が含まれており、その上に塗装した場合後で塗膜ににじみ出きてミミズ腫れの様なみにくい跡が残ります。
その上、再度補修するために撤去が必要ですが、接着力が強力で綺麗に取るのは手間と時間がかかります。その為、補修材は水性で外部用の物を使う必要があります。(商品名 ボンドコーク等)その上に透湿性の有る微弾性フィーラーを刷り込み、シリコン樹脂塗料を2回塗って仕上げます。
サイディングの縦目時はローラーの毛が入らないため刷毛で塗り込み、長めのローラーでリブを塗り込んで中塗り・上塗りを行います。色は薄いグリーンから温かみのあるクリーム系の色に変わり、施主様にはイメージが明るく一新されて好評でした。









関連サイト「住宅塗替え塗装ドットコム」
【地元仙台の気候風土・諸事情に適合し、経験豊富で多くの施工実績を持った職人がどんな塗り替えにも対応いたします】
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ネットよりアパートの調査診断・見積りの依頼を頂き1週間後に提出させて頂きました。施主様のご要望としてはアパートの定期的な修繕を継続し、耐久性の有る建物を維持するとともにロングコストを考慮し、長期的な視点での修繕を希望されていました。
当初は、屋根・外壁のふっ素樹脂塗料での塗替えの方針でしたが、最も大事な屋根耐久性を優先したいというご意向でコロニアル屋根のカバー工法を選択され、外壁はシリコン樹脂塗料での塗替えと決まりました。屋根は急な10寸勾配のため屋根足場が必要で、次の塗り替え時期にも費用の面で大きな負担となることが懸念されました。
現在のガルバリュウム鋼板の塗装仕上げはふっ素樹脂の焼付塗装仕上げとなっており、耐久性は20年以上とも言われています。塗装に比べれば2.5~3倍ほどの費用がかかりますが、屋根足場台を含んだロングコストを考慮した場合、決して遜色のない選択と言えます。
屋根足場を組んだ後ステージに屋根材を荷揚げし、高圧洗浄の後最初は雪止めとコロニアルの軒先部分を撤去します。防水の為のアスファルトルーフィングを下から上に向かって張り込みます。長尺のガルバリュウム鋼板を適正なサイズにカットし、同様に下から上に向かって張ってゆきます。次に棟板金を取り外して新規棟木を取付け、棟板金を新規に取付けて最後に雪止を取付けます。
なを、明り取り窓の屋根は錆止めを塗って塗装仕上げとします。今回は塩ビの軒樋・竪樋の劣化もなく勾配も良好なため塗装仕上げとしました。

屋根足場を架設。

端部には塗膜の剥離が目立ちます。

高圧洗浄

塗膜は光沢を失って褪色が進み、保護機能が失われています。

板金で被せるため端部を撤去します。

アスファルトルーフィングを下から上に貼り付けます。

ルーフィング張り完了

ガルバリュウム鋼板も下から上に向かって張り込みます。

腐食して傷んだ棟木を交換します。

施工完了

施工完了

施工完了

施工完了

施工完了
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