セキスイハイムの外壁塗り替えの際、お客様よりよくある質問が外壁サイディング見附板の隙間の問題です。下から見ると余りま立ちませんが、横又は上から見ると見附板が湾曲して外壁との間に隙間が生じています。
原因は、地震又は温度上昇で樹脂製の見附板が湾曲したものと見られ、大きな場合は巾1.5cm程度に広がっていることが有ります。セキスイさんに問い合わせると防水の点で問題ありませんとの回答が返ってくるそうです。確かに、サイディングのジョイント部の上端には防水シートが被っているので、サイディングと中に防水シートが切れなければ雨水の侵入はありません。
但し、見た目が気になる方には補修を希望される方もいますが、セキスイさんでは中々補修には応じてくれないようです。理由は足場がないと作業がしにくいからと思れます。
外壁塗装の際には足場を架けますので、そのついでに補修をお勧めします。補修は簡単で、見附板を外して受け金物をプライヤーなどで調整して戻せば完了です。塗装職人で対応が難しい場合には金物職人や大工さんに依頼すれば良いと思います。

施工前

施工前

施工前

見附板を撤去

受け金物をプライヤーで調整

見付け板を戻して完了
【関連サイト】
住宅塗り替えドットコム仙台 明和
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4年前に室内への漏水で屋上パラペットを部分防水補修させて頂きましたが、その後の経年劣化に伴い全面防水改修のご相談を頂きました。
調査診断書と御見積書を提示させて頂き、冬期間はウレタン塗膜防水には不向きな為、施主様のご事情に合わせ6月になって施工させて頂きました。
施主様としては、出来るだけ耐久性を持たせてコストを縮減し、メンテナンスもいらない仕様にしたいとのご要望でした。
既存の防水層はアスファルト露出防水ですが、今回の仕様は耐久性が有って保護塗装などのメンテナンスの要らない、塩ビシート防水機械固定式工法を提案させて頂きました。東西の側溝は既存のウレタン塗膜防水の塗り替えで対応し、共に、防水性強化のため改修ドレンを設置しました。
特に、漏水の原因となりやすいパラペット天端の防水はアルミ笠木を撤去し、塩ビシートを天端・立上り共に張り込み、漏水トラブルの多いドレン廻りは改修ドレン設置し、2重構造にして防水性を強化しました。
ウレタン塗膜防水の屋上側溝部は膨れや亀裂もなく比較的良好な状態で、既存の屋上平場・立上りはアスファルト露出防水です。今回の仕様は耐久性が有って保護塗装などのメンテナンスの要らない、塩ビシート防水機械固定式工法を採用させて頂きました。東西の側溝は既存のウレタン防水の塗り替えで対応し、共に、屋上と同様に防水性強化のため改修ドレンを設置としました。
屋上の配管・架台・タンクなどの鉄部塗装を完了し、隣の自宅玄関前の門扉などを塗り替えて工事は完了しました。

施工前

アルミ笠木撤去・立上り撤去

シート固定用ディスクアンカー穿孔作業

塩ビシート張り (平場・立上り)

1階庇屋根 ウレタン塗膜防水 1回目

屋上側溝 ウレタン塗膜防水 2回目+トップコート

施工完了

施工完了
【関連サイト】
マンション修繕工事サイト仙台 明和