一般的にオーナー様は防水についての関心が低い為、気が付いた頃には劣化が進んで補修費用がかさんでしまうという事になります。場合によっては鉄骨の腐食によって強度が低下し、溶接や補強が必要な場合も有ります。
モルタル床の防水工法はウレタン塗膜防水などが有りますが、ベランダと違って歩行者がいることを前提とする為施工には適していません。その為、行程が少なくて工期が短く歩行者への負担の少ない「パライージー工法」が採用されています。
この工法はプライマーを塗布後に主剤を2回塗って仕上げますが、乾燥が早くトップコートが不要の為1日での施工も可能です。水性の為刺激臭などの発生もなく、防滑性にも優れて雨や雪などでもスリップし難いという特性が有ります。また、階段の踏面・蹴上の入隅部や廊下壁・床の取り合い部には変性シリコンでシール処理します。なお、モルタルの表面が劣化しているケースが多いため、下地処理としてサンダー掛けを行う事が必要です。
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