高圧洗浄を行うにあたり、施主様には念のため万が一水が入ないようにお部屋のサッシの施錠をお願いし、屋根から下がりながら軒天・外壁の順に洗浄を行います。特に屋根の北面には苔や藻の発生が多く見られ、高圧洗浄機で入念に残さず落とします。
また、浮いた旧塗膜や脆弱部も落として行きますが、作業が終わってみると劣化した旧塗膜の半分近くは除去され、意外と劣化が進行していたことが良くわかります。
コロニアル屋根には棟押え板金や雪止めなどの金属部が有り、浮いた止め釘などを打ち直してからエポキシ錆止めを塗ります。
その後1日の乾燥期間を置いた後、コロニアルが充分に乾燥したことを確認し、下塗り材の浸透性シーラーを2回塗布します。劣化したコロニアルの場合には1回目の下塗りでは吸い込みが激し為、シーラーは素材が濡れ色になるまでたっぷり2回塗布する事が重要です。
破風・鼻隠し・柱などは木目のある硬質塩ビシート貼り仕上げになっていますが、木目を生かす為に今回は耐候性の有るシリコン系のクリアー塗料2回で仕上げます。せっかくの木目を塗り潰してしまうのは避けたい為です。
軒天はリシン吹付け仕上げとなっていますが、スタッコ吹付け仕上げの外壁と同じ色になっている為、同様に微弾性フィーラーで下塗りをしておきます。しかし、今日は不安定な天候のため作業は午後で中断となりました。
01 高圧洗浄

02 棟押さえ板金錆止め処理

03 浸透性シーラー2回目

04 浸透性シーラー2回目塗布完了

06 破風(塩ビ製)耐候性シリコン樹脂塗料塗布

07 耐候性クリアーシリコン樹脂塗料塗布2回目完了

08 軒天(吹付けリシン)微弾性フィーラー塗布

関連サイト「住宅塗替え塗装ドットコム」
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