しかし、何時もお世話になっている仙台の日本ペイントさんの調色工場は被災し、福島方面の向上も同様で調達が出来なりました。その他、関西ペイントさん・エスケー化研さんも同様で、結局唯一稼働している菊水化学さんに調色を依頼し、ようやく塗装作業に入ることが出来ました。
ALC板の欠損部とクラックは補修済みですが、下塗りには微細なクラックに追従する微弾性フィーラーを使い、仕上げは水性シリコン2回塗りで仕上げます。既存の塗膜は高級な石目調吹付けですが、今回は水性シリコン仕上げの為イメージは変わります。
屋上パラペットのトタン板と塔屋のスチール扉に錆止めを入れ、弱溶剤系のウレタン2回塗りで工事は完了します。
今回の工事は震災直後で中々予定通りには進みませんでしたが、施主さんの理解とご協力を頂き施工を完了することが出来ました。
01 施工前

01 ALC板目地シール撤去

02 ALC板目地シール充填

03 窓廻りシール充填完了

04 微弾性フィーラー塗布

05 水性シリコン樹脂塗料塗布2回

06 パラペット 錆止め(下塗り)+ウレタン樹脂塗料2回塗り

関連サイト「住宅塗替え塗装ドットコム」
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