今回もネットでお申し込みを頂いた泉区のお客様で、築29年で2度目の塗替えとなります。10年ほど前に塗られた屋根は北面のコケや藻の発生が多く見られ、コロニアルの劣化が心配されていました。しかし、塗膜の剝れや汚れなどは多いものの、意外と屋根材の反りや割れ等も見られず、塗り替えれば耐用年数は伸びるように思えました。
但し、棟押え板金にシールが剥離していたり、止め釘が浮いていたりして補修を要します。補修を済ませてから棟押え板金のケレン&錆止め処理を行い、コロニアル表面の塗膜の脆弱部を皮すきやマジックロンで除去します。錆びた雪止めにはエポキシ錆止め材を塗布し、その後に下塗り材のエポキシ系強化シーラーを塗って浸透させて強化します。
この場合、塗膜が剥離したコロニアル屋根材は吸い込みが多く、部分的はたっぷり2回塗って仕上げるのがポイントです。なお、下塗りの前にコロニアルが乾燥充分乾燥している事が重要です。
軒天と屋根は大気汚染物質などの汚れの付着が目立ち、洗浄すると汚れた水が流れて汚染の様子良く解ります。施主様には少しご迷惑ですが、すべてのサッシをビニール養生させて頂き、2回の外壁塗装が終了するまではしばらくご不便をお掛けします。
01 施工前

02 屋根高圧洗浄

03 軒天高圧洗浄

04 バルコニー床高圧洗浄

05 外壁(吹付けリシン)高圧

06 屋根高圧洗浄完了

07 棟押え板金シール処理

関連サイト「住宅塗替え塗装ドットコム」
【地元仙台の気候風土・諸事情に適合し、経験豊富で多くの施工実績を持った職人がどんな塗り替えにも対応いたします】

スポンサーサイト