本来、タイル張りと石張りでは業種が異なり、お客様が補修を依頼される場合にはどこに頼んだら良いのか分ないことも有るでしょう。リフォーム屋さんに一括して発注するのが手っ取り早いですが、出来れば石張りとタイル張り両方施工が可能な業者さんだと都合が良いでしょう。
今回は磁器タイルの張替えの為タイル屋さんを手配しましたが、補修の順序としては浮いたりヒビの入ったタイルを斫り(はつり)取り、下地モルタルを塗って下地を整えます。
磁器タイルは密着張りと呼ばれる張り方で、張り付けモルタルを下地面に塗り、モルタルが柔らかいうちにハンマーの柄などで振動を与え、埋め込むようにして張り付ける工法です。空気や水が入るようなだんご張りは施工不良に繋がります。
張り付けが完了して硬化を確認し、目地モルタルを埋め込んでからタイル面を洗浄して仕上げます。なお、躯体からのアルカリ分(エフロレッセンス)が流出すると目地は白くなってしまい美観を損ねますので、仕上げ後には目地を弱塩酸で洗って流出を抑制します。
古くなったメールボックスも交換され、外壁・屋根の塗り替えも済んでイメージは一新され、3ヶ月間に及ぶ外装リフォーム工事は完了しました。









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