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外壁塗装仙台明和現場ブログ

㈱明和 仙台市宮城野区原町3-5-28 創業57年 経験豊富で多くの施工実績を持った熟練の職人がどんな塗り替えにも対応いたします。住宅・アパートなどの屋根、外壁塗装・塗り替えに関する情報提供を目的に開設しています。

窯業系サイディングの劣化補修 2015.08.07

ネットで塗替えのお申し込みを頂いた木造の戸建住宅ですが、築20年を経過して初めての塗替えで外壁の痛みが目立ちます。窯業系のサイディングは震災の影響でいたる箇所で釘の浮きが見られ、所々隙間が見えて場所によっては大きく口が開いて内部の木部の腐食も見られます。

補修用に使うビスは4.0φ☓45.0mmのSUSのスクリュービスで、合計100本ほどを打ち替えてサイディングの浮きを抑えました。手摺壁の内部の木部は腐食が見られましたが、しっかり固定してから変性シリコンシーリングで防水処理をします。

サイディングの縦目地とサッシ廻りシールは全て打替えとし、合計290mとなって予定数量より70.0m程オーバーしましたが施主様のご了承を頂きました。安く上げるための「被せ工法」も有りますが、厚さが2.0mm程度しか付かず剥離の可能性も有り耐久性は期待できません。

サイディングの下には防水シートが有るのでめったに漏水することは有りませんが、サッシ廻りの下端などは亀裂が生じると室内への漏水に繋がるため注意が必要です。但し、既存のサッシ廻りシールが薄い場合、撤去の際にサイディングにキズを付けてし舞うことも有り、撤去しないで被せ工法にした方が良い場合もあります。

また、サイディングの縦目地などは挙動が大きい為、高モジュラスタイプのシーリング材の場合には剥離が生じやすく、サイディング用の低モジュラスタイプを選んだほうが良いでしょう。


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