補修用に使うビスは4.0φ☓45.0mmのSUSのスクリュービスで、合計100本ほどを打ち替えてサイディングの浮きを抑えました。手摺壁の内部の木部は腐食が見られましたが、しっかり固定してから変性シリコンシーリングで防水処理をします。
サイディングの縦目地とサッシ廻りシールは全て打替えとし、合計290mとなって予定数量より70.0m程オーバーしましたが施主様のご了承を頂きました。安く上げるための「被せ工法」も有りますが、厚さが2.0mm程度しか付かず剥離の可能性も有り耐久性は期待できません。
サイディングの下には防水シートが有るのでめったに漏水することは有りませんが、サッシ廻りの下端などは亀裂が生じると室内への漏水に繋がるため注意が必要です。但し、既存のサッシ廻りシールが薄い場合、撤去の際にサイディングにキズを付けてし舞うことも有り、撤去しないで被せ工法にした方が良い場合もあります。
また、サイディングの縦目地などは挙動が大きい為、高モジュラスタイプのシーリング材の場合には剥離が生じやすく、サイディング用の低モジュラスタイプを選んだほうが良いでしょう。











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