日本海側の積雪地帯ではトタン屋根が殆どですが、5年毎の塗替えは常識の様で、屋根が錆びると雪が滑り落ちなくて雪降ろしにも支障をきたします。その為、屋根専門の塗装屋さんが定期的に訪問し、固定客を掴んで営業されている様です。ちなみに、積雪地帯ではコロニアル屋根は殆ど存在しません。
まず、マジックロン(硬質の樹脂製タワシの様な物)で錆や浮いた塗膜を全面除去し、高圧洗浄で付着した汚れや苔などをきれいに落として行きます。実はこの工程が非常に大切で、丁寧に行わないと後の塗膜剥れや錆の発生につながります。
晴れた日ならばトトタン屋根はすぐ乾いてしまうので錆止め塗装に取り掛かります。現在の主流は一液性のエポキシ錆止め塗料で、防錆性能が高い事と塗装職人にとって乾きが早い事が大きな利点です。
最初は横葺き屋根の下端を刷毛でタッチアップ(部分塗装)を行い、再度ローラーで全面を仕上げて行きます。今回は腐食などは見られませんでしたが、耐久性向上の為、各工程でタッチアップ+全面塗りとしました。
ケレン作業(マジックロン)

高圧洗浄

錆止め01

錆止め02

関連サイト「住宅塗替え塗装ドットコム」
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