調査診断書と御見積書を提示させて頂き、冬期間はウレタン塗膜防水には不向きな為、施主様のご事情に合わせ6月になって施工させて頂きました。
施主様としては、出来るだけ耐久性を持たせてコストを縮減し、メンテナンスもいらない仕様にしたいとのご要望でした。
既存の防水層はアスファルト露出防水ですが、今回の仕様は耐久性が有って保護塗装などのメンテナンスの要らない、塩ビシート防水機械固定式工法を提案させて頂きました。東西の側溝は既存のウレタン塗膜防水の塗り替えで対応し、共に、防水性強化のため改修ドレンを設置しました。
特に、漏水の原因となりやすいパラペット天端の防水はアルミ笠木を撤去し、塩ビシートを天端・立上り共に張り込み、漏水トラブルの多いドレン廻りは改修ドレン設置し、2重構造にして防水性を強化しました。
ウレタン塗膜防水の屋上側溝部は膨れや亀裂もなく比較的良好な状態で、既存の屋上平場・立上りはアスファルト露出防水です。今回の仕様は耐久性が有って保護塗装などのメンテナンスの要らない、塩ビシート防水機械固定式工法を採用させて頂きました。東西の側溝は既存のウレタン防水の塗り替えで対応し、共に、屋上と同様に防水性強化のため改修ドレンを設置としました。
屋上の配管・架台・タンクなどの鉄部塗装を完了し、隣の自宅玄関前の門扉などを塗り替えて工事は完了しました。

施工前

アルミ笠木撤去・立上り撤去

シート固定用ディスクアンカー穿孔作業

塩ビシート張り (平場・立上り)

1階庇屋根 ウレタン塗膜防水 1回目

屋上側溝 ウレタン塗膜防水 2回目+トップコート

施工完了

施工完了
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