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外壁塗装仙台明和現場ブログ

㈱明和 仙台市宮城野区原町3-5-28 創業57年 経験豊富で多くの施工実績を持った熟練の職人がどんな塗り替えにも対応いたします。住宅・アパートなどの屋根、外壁塗装・塗り替えに関する情報提供を目的に開設しています。

築50年以上の外壁塗装 ひび割れ補修 10.07

木造住宅のモルタル吹付けタイル又はリシン面のひび割れですが、ラスモルタル塗りのためRC外壁の様にエポキシ樹脂注入はできません。補修方法はひび割れの幅によりますが、補修材としては一般的に微細なひび割れの場合水性の微弾性フィーラー刷り込みが行われます。

一般の方がホームセンターで買ってきたシリコンシールで埋めているケースが良く見られますが、実はこれが塗装屋泣かせの問題有りの補修方法なのです。価格の易いシリコン樹脂シールは後でミミズ腫れの様に塗膜がブリードしてしまいます。

ブリード現象とは、外壁のひび割れ(クラック)を補修する際に使うシーリング(コーキング)剤に含まれる可塑剤が表面に出て行き塗料と反応して変色する現象です。外壁にグレーで塗ったようなミミズ跡のような症状がブリードです。しかも、密着力の強いシリコンは撤去が困難で、おまけにその上に塗料が載りにくいう特性が有ります。

今回は、築50年以上経過する物件のため、ひび割れ巾が0.5mm~2.0mm程有り、エポキシ系注入剤の高粘度タイプをゴムヘラ刷り込みにて対応しました。なお、ひび割れの幅により中粘度と高粘度タイプの使い分けも必要です。このタイプの注入剤はシール材のようなブリードもなく、痩せることもないので仕上げがより綺麗になり強度も向上します。


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施工前

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施工前

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施工前

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エポキシ樹脂刷込み

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施工完了

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施工完了

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施工完了

【関連サイト】

住宅塗り替えドットコム仙台 明和






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