屋根上に上がって見るとフカフカした感触が有り、野地板や垂木に損傷が有ると思われます。特に北側は劣化が激しく、冬期間の積雪によるコロニアルの劣化が顕著でした。屋根以外にも、木製の破風板や軒天のボードも雨水による劣化が見られ、部分補修なしでは塗装できません。コロニアル屋根は宮城県が北限と言われていますが、仙台市内では2/3位の住宅はこの工法になっています。
コロニアル屋根はひび割れや北面軒先の凍害による破壊が見られ、とても塗り替えで対応できる状況ではない事を説明させて頂きました。改修の工法としては張替え又はガルバリュウム鋼板によるカバー工法が上げられますが、施主様がこの先何年お住まいになるかによって難しい選択になります。
また、カバー工法を選択した場合、そのまま防水シートを貼って被せるわけにも行かず、t=11.0mmの構造用合板を張ってからの被せ工法となります。加えて、傷んだ木製の破風板を鉄板巻きとし、傷んで勾配不良が見られる軒樋・縦樋も全面交換が望ましいと思われます。今後提案書を作成し、施主様にご説明をさせて頂きます。
【関連サイト】
住宅塗り替えドットコム仙台 明和






♯コロニアル屋根 ♯カバー工法 ♯破風鉄板巻き
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